宮城県仙台市に実店舗を構える、
Rose Bowl Antiques(ローズボールアンティークス)です。
アメリカ西海岸を中心に年3~4回ペースで直接買い付けをしており、
インダストリアル、ミッドセンチュリー、カントリー、ガレージ、アウトドアなど
幅広いアイテムを取り揃えております。
皆様こんにちは! ヴィンテージを何か取り入れたいけどなかなか難しいなぁ、、スペースがないしな~ということはありませんか?
本日は空間に取り入れやすい【VINTAGE CLOCK】のご紹介です。
まず最初に紹介するのは「GENERAL ELECTRIC」のスクールクロックです。
「GENERAL ELECTRIC」社とは、世界最大のアメリカ合衆国の総合電機メーカーで、かの有名な発明王「トーマスエジソン」が創業した会社に起源があります。
冷蔵庫や照明、ラジオや時計など非常に幅広い電化製品を製造しており、アメリカンヴィンテージでは高い知名度があり非常に人気が高いメーカーです。
「スクールクロック」とは、主に学校や公共機関で使用されていた時計です。
一見、シンプルな普通の時計にみえますが、ヴィンテージならではの特徴を紹介します!
1.フレームの材質
現代のプラスチックが開発されていなかった、1940年代~50年の当時、製品の多くはベークライト(フェノール樹脂)で作られています。
植物原料以外から作られた、世界で最も古いプラスチックで、若干光沢のあるような独特な質感あり良い雰囲気です。
昔ながらの黒電話などの素材です。
1960年~70年頃になるとプラスチック製が主流になります。
2.赤いドットマーク(通称:レッドドット)
1950年代頃にみられるもので、当時はよく停電が発生していました。元々はコンセント式で稼働しおり、停電が起こると時計がずれてしまった為、赤い表示によって停電を知らせてくれる機能です。
乾電池式のムーブメントに交換している為、現在は動作しませんが、時代を感じさせるディティールが良く、デザインのアクセントになっています。
3.ドーム型ガラス
写真では伝わりにくいですが、ドームの形のような中央が盛り上がっているガラスが使われています。
公共機関などでも使用されていたこともあり、ドーム状にすることによって反射を抑えたり、針とガラスが干渉しにくく、文字盤を前面に配置できることによって、見やすさを高めるために採用されていたと言われています。
以上3点が大きなポイントですが、飾ってみると現行品にはない出せない雰囲気があり、空間雰囲気をグッと良くしてくれるヴィンテージならではの魅力があります。
続いて個人的なおススメの紹介です!
老舗時計メーカー「SETH THOMAS」社のモノで、こちらは1950年代頃のNYのジュエリーショップで使用されていたようです。
文字はハンドペイントで書かれています。事態の雰囲気など非常にセンスが良いペイントで、このようなモノはほとんど見つかりません。
「POSTAL TELEGRAPH」社は1940年代まで存在した郵便電信会社で、同社の時計を「Hammond Clock Company」が製造していたモノです。
直径約50cmと大型で厚みがあり存在感抜群です。
1930~40年代頃には三日月型の秒針が使用されていることが多く、このような細部のデザインが洒落ています。
よく問い合わせを頂きますが、当店で販売している時計は、乾電池式のムーブメントで稼働しております。
オリジナルはコンセント式ですが、東日本では周波数が異なる為、コンセント式では狂いが生じてしまいます。
その為、アメリカ規格の高出力の乾電池式ムーブメントに交換しておりますので、時間は正確です。
針は当時のオリジナルを使用しており、古き良き部分は残し、現代でも快適に実用できるようにメンテナンスしておりますので、安心してご使用ください!
以上となりますが、まだまだご紹介しきれない時計がありますので、ぜひこちらもご覧ください!
ご覧いただきありがとうございました!!
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